SLEでもお酒を楽しみたい!SLE患者さんのためのお酒との上手な付き合い方

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SLEのみなさんは発症後、お酒を飲んでますか?

SLEになってからお酒って飲んでいいのかって疑問ですよね。
お酒好きだった人は「飲みたいけど、悪化したら嫌だし。」と思う人は多いと思います。

わたしもSLEになる前は、お酒をよくたしなんでいました。
症状が落ち着いた今、またお酒飲みたい欲が高まっています。

そこで今回はSLE患者さんのためのお酒との付き合い方についてお話していきます。

  • 以前お酒好きだった方
  • どれぐらい飲んだらいいのかわからない方

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飲酒の身体への影響

飲酒することは身体にさまざま影響をもたらします。
SLEの方は普段から炎症が起こっている状態なので、飲酒することで火に油を注ぐことになってしまうのです。

出典:日本医事新報 4050号(2001年)から引用

特にSLEの方が注意したいのがこちらです。

免疫力の低下

過度の飲酒をすると免疫力が低下するというのは、皆さん周知の事実だと思います。
これはお酒をのむことで身体のバリアとする粘膜を傷つけたり、免疫細胞の働きを低下させてしまうからです。

SLEの方は免疫抑制剤を服用されている方も多いので、飲酒でダブルパンチということになりかねないのです。

肝臓への負担

SLEの方は症状で肝臓に炎症を起こすことがあります。
またほとんどの方が内服治療をしており、常に肝臓に負担がかかっている状態です。

さらに飲酒で追い打ちをかけると、肝臓の機能が低下し、強い倦怠感やかゆみをもたらしてしまうのです。

胃腸への影響

飲酒をすると、消化管の粘膜や消化液、運動機能などに影響を与えます。
すると腸内のバランスを崩し、腹痛や下痢などの腸トラブルを引き起こしてしまうのです。

特にステロイドを長期内服している方は、胃腸の防御力が下がっています
そこに飲酒が重なると、さらに調子を崩してしまうのです。

わたしは一度深夜まで飲みすぎたことがあり、それがきっかけでステロイド性潰瘍ができてしまいました。
半年はろくに食事がのどを通らず、仕事もやめる羽目になってしまった苦い思い出があります。

一度腸のバランスを崩すと、なかなか戻らないので要注意です!

ループス腎炎の悪化

SLEの約70%がループス腎炎といわれています。
アルコールの摂取はもちろん腎臓にも負担がかかります。

特に過度の飲酒は血圧が上昇するので、血圧コントロールしている腎臓の負担が大きくなります。
ですからSLEの方はアルコールには慎重にならなければいけないのです。

条件次第でお酒をのんでもOK

結論から言うと、SLEでもお酒をのんでもOKです。
じつはSLEと飲酒に関する研究で、適度な飲酒はSLEのリスクを下げることが分かっており、決して悪い影響だけではないのです。

でもだからといって、毎日ガボガボと飲むのはおすすめしません!
ちゃんと飲むにあたって条件がクリアしていれば、嗜んでもOKということです。

ではその条件についてお話ししていきましょう。

体調がいいこと

これは当たり前ですが、「体調がいいこと」を最低条件です。
体調が悪い、メンタルが安定していない時に飲酒すると、次の日痛みがでたり、倦怠感が強くなることもあります。

飲んでいるときは楽しいけど、飲酒がきっかけで何か月も具合が悪くなったというのは悲しいです。
まずは症状が落ち着いていることを確認してから、飲酒をするようにしましょう。

内服している薬に注意すること

アルコールの摂取で薬の作用が増大したり、アルコール代謝の酵素を薬が阻害したりすることがあります。
ですから飲んでいる薬とアルコールとの組み合わせを確認しましょう。

一般的にいわれているのが

  • 精神安定剤
  • 睡眠薬
  • 解熱鎮痛剤
  • 抗ヒスタミン薬
  • 咳止め薬
  • メトトレキサート

これらの薬は肝臓に負担をかけたり、強い眠気に襲われたりすることがあります。
ですから薬をたくさん飲まれている方は、薬が減るまで飲酒は避けておいた方がいいでしょう。

量は1日1杯までにすること

わたしはDrに飲酒のことを聞いてみました。
イギリスでは聞く人が多いようで、快く答えてくれました。

「1日にビールやワインはグラス1杯にしてね。」
ということでした。

そして週に2~3回の飲酒はOKと言われました。
LUPUS UKでもラガーならa half pint(約280㎖)で、wineなら小さなワイングラスで1杯を推奨しています。

普通サイズの缶ビールが350㎖なのでそれよりも少なめということになります。

Mai
Mai

私は面倒くさいので、とにかく1日1缶 or 1杯としています。

毎日の習慣で飲むよりは、付き合いとして飲む時に限定して飲むといいでしょう。

医師に確認すること

身体の状態、薬の組み合わせのこともありますので、医師に必ず確認してください。
恐らくほとんどの医師が「お酒は避けるように!」というと思います。

お酒がきっかけで再燃ということもあるので、できればそのきっかけを作りたくないのです。
でもお酒は患者さんにとって「楽しみ」ということもあります。

薬が減って症状が安定していれば、お酒の許可が出ることもあります。
おもいきって診察の後に聞いてみましょう。

実際SLE患者さんはどうしてる?

飲酒しない人

Twitterなどをみていると、身体のことを考えて飲酒をやめた人が多いようです。
わたしが潰瘍をしたように、飲酒はSLE患者さんの身体にとって負担が大きいのは確かです。

やはり身体のことを考えたら、お酒を控えるに越したことはありません!

飲酒している人

一方で、飲酒をしている方もいらっしゃいます。
わたし自身も潰瘍後禁酒していましたが、今はDrから許可が出て2杯/週まで飲むようになりました。

Mai
Mai

懲りないですよね。

リスクがあるのに、潰瘍もしたのに、なぜ飲むのか?
なぜならやっぱり夫や家族、友人とお酒を飲むのが好きだからです。

夫の晩酌に付き合う時間が私にとって幸せな時間なのです。
なので量を注意しながら飲んでいます。

そんな幸せな時間を味わう手段として、飲酒をすることはいいと思います。

結論:条件が整えば、SLEでも飲酒はOK!でも量は適度におさえる

飲酒のことってお医者さんに聞きにくいんですよね。

怒られそうな気がして。(看護師だけど聞きにくいです。)

でも仕事や友人との付き合いが多い人は、お酒の場面も多いはず。

なので、まずは勇気をだして先生に相談してみましょう。

症状や薬が安定していれば、許可してくれることがありますよ。

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