お腹の調子を良くするためには乳製品を除去したほうがいい!?カゼインフリーのすすめ

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皆さんはカゼインフリーという言葉を聞いたことはありますか?

はてな子
はてな子

グルテンフリーは聞いたことあるけど・・・

はてな太郎
はてな太郎

聞いたことあるけど、よく知らないなぁ。

カゼインフリーとは乳製品に含まれているタンパク質カゼインを除去する食事法です。
意外ではありますが、除去することで腸の調子がよくなるんです。
そこで今回はお腹の調子を整えたい方にカゼインフリーのすすめをご紹介していきます。

この記事をご覧になることで、以下のことが理解できます。

  • カゼインフリーとは何か
  • カゼインが身体に与える悪影響
  • どんな人に向いている食事法か
  • カゼインフリーの実践方法
  • 活用できる食品

私自身もカゼインフリーを実践し、6年間自閉症や副腎疲労の患者さんへ指導していました。
ぜひ腸トラブルがある方は実践していただきたいと思います。

カゼインとは


まずはカゼインの秘密に迫っていきましょう!

カゼイン

カゼインは乳製品に含まれるたんぱく質で、たんぱく質の80%を占めます。
そしてカゼインはα-Casein、β-Casein、κ-Caseinの3種類の成分で構成されており、
その中のα-Caseinが牛乳アレルギーの抗原だと言われています。

カゼインとラクトースの違い

さて乳製品を避けるという話をするときによく登場するのがラクトース。
ラクトースも身体に悪影響を与える成分の一つです。
私自身カゼインとごちゃごちゃになっていたので、整理しておきます。

  【ラクトース】

  • 乳製品に含まれる糖分の一つ。
  • 哺乳類の乳汁に含まれている。
  • 人間は離乳期を過ぎると、ラクトースを分解する酵素(ラクターゼ)が一気に減少する。
  • 大人になるとラクトースを分解しにくくなるので、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまうことがある。
  • 日本人は最近乳製品を取り始めたので、酵素の少ない乳糖不耐症が多い。

症状は似ていますがカゼインは牛乳アレルギーラクトースは乳糖不耐症に関与しているんですね。

卵にカゼインは含まれない

よく患者さんに「卵はカゼインは含まれていますか?」という質問をされました。
卵は乳製品ではないので、カゼインは含まれていません。
でも牛乳同様アレルギーを起こしやすい食品なので、食べた後体調を観察しておくといいですよ。

カゼインが身体に与える影響

このカゼインは私たちの身体に様々な影響をおよぼします。

腸に炎症を起こす

下痢や便秘などのトラブルにはカゼインが関係していることがあります。
というのもカゼインの成分の一つα-Caseinは消化されません。
ですから乳製品を摂取し続けると、腸内に未消化物が増えて炎症を引き起こしてしまうのです。

そうすると小腸の粘膜細胞にすきまができ、腸のバリアが失われます。
これをリーキーガットといいます。

Mai
Mai

こうなってしまうと大変です。

必要な栄養素が吸収できなかったり、不要なものを取り込むようになります。
そうすると全身にも炎症が派生し、様々な身体のトラブルにつながってしまうのです。

アレルギー

リーキーガットをおこしてしまうと、腸の免疫が狂ってしまいアレルギーを起こします。
そうなると腹痛や下痢はもちろん、蕁麻疹、呼吸困難など全身に反応を広げてしまうのです。
さらに熱に強く加熱しても変形しないので、なかなか厄介な成分といえます。

Mai
Mai

牛乳はアレルギーが出やすいアレルゲンでもあります。

最近では牛乳アレルギーのお子さんも多く見受けられます。
私が小さい時は牛乳を毎日飲むように勧められましたが、今は小魚などの他の食材でカルシウムを取る方がよさそうです。

何度も食べたくなる

カゼインから生じる「カソモルフィン」というペプチドがあります。
これは脳内で麻薬のような働きをし、何度も乳製品を食べたくなるような思考にさせます。

Mai
Mai

つまり牛乳好きの人はカソモルフィンの働きで、牛乳依存体質になってしまっているのです。

さらには興奮、幻覚・幻聴、強いこだわり、感覚過敏をおこすこともあります。
特に自閉症の子はこれらの症状が現れやすく、摂取すると落ち着かなくなってしまいます。
ですから自閉症治療にはグルテンフリーに加え、カゼインフリーも必須と言われています。

カゼインフリーをした方がいい人

自閉症

自閉症の治療でまず最初に説明するのが、グルテンフリー、カゼインフリーのお話です。
なぜならグルテンやカゼインが全身に炎症を与えることで、思考や行動に影響を及ぼし自閉症の症状となっているからです。

Mai
Mai

実際クリニックで働いていたとき、食事療法だけで落ち着きを取り戻した子は何人もいました。

自閉症の方は腸内に炎症をおこし、便秘や下痢などの腸のトラブルを抱えているケースが多いです。
上手く解毒(排泄)ができないと、不要物が蓄積し、体内の機能がうまく回らなくなります。
またカゼインは脳にも作用するので、興奮したり、物事に過敏に反応するようになります。

このように自閉症とカゼインは密接に関係しているのです。
ですから自閉症、そして落ち着きのないお子さんには試してほしいと思います。

ちなみにグルテンフリーとは小麦などに含まれるグルテンを除去する食事法です。
カゼインフリーと合わせてやると腸環境がよくなるので、気になる方はこちらもどうぞ。

副腎疲労

副腎疲労とは腎臓の上にある豆のような臓器「副腎」が疲弊している状態のことをいいます。
症状としては疲れや不眠、うつっぽいなど、現代人が抱えやすい身体の不調が中心です。

そんな副腎疲労の方たちはこのような症状以外にも、腸トラブルを抱えているケースが多いです。
彼らは慢性的な便秘や下痢を治すため、ヨーグルトや牛乳を毎日のように飲みます。
でも実はカゼインの摂取で乳製品中毒になり、便通もただお腹を壊して出ているだけということも考えられるのです。

Mai
Mai

副腎疲労の方は本当に乳製品愛好家が多いんですよ。

カゼインは腸や脳に影響を及ぼすので必要な栄養吸収や排泄、イライラなどにつながっていきます。
そうすると身体も正常に機能せず、さらに疲労をつのらせていくのです。

このように副腎疲労治療はまず腸内環境を整えることが第一なので、慢性的な疲労を感じている方は乳製品を控えることをおすすめします。

自己免疫疾患

自己免疫疾患の場合、体内で常に炎症が起きている状態です。
そこにさらに炎症を起こすカゼインを入れたら、余計に炎症は広がってしまいます。

Mai
Mai

SLE持ちの私自身もグルテンフリーと合わせてやっています。

やはり便通もよくなりましたし、以前よりも全身の痛みなども軽減しました。
カゼインフリーだけの効果ではないと思いますが、体調が数年前に比べ良くなっていると実感しています。
ぜひ家でできるセルフケアとして取り入れてほしいです。

お腹の調子が悪い

お腹の調子が悪い時、昔からなぜかヨーグルトを食べるように教わってきました。
でも実はその下痢や便秘は牛乳アレルギーや乳糖不耐症からきていたということも考えられます。

Mai
Mai

お腹の調子が悪い=乳製品をやめるが新常識!

一度乳製品を断って、発酵食品などの乳酸菌を試した方が案外よくなったりします。
ですからお腹の調子が悪いと思ったら、乳製品を取るのではなく逆に取らないという選択をしてみましょう。

カゼインフリーの始め方

カゼインが含まれる食材を避ける

カゼインは基本的にすべての乳製品に含まれています。

  • 牛乳
  • バター
  • チーズ
  • ヨーグルト
  • 生クリーム
  • 練乳
  • アイスクリーム
  • 乳酸菌飲料

こんな風に毎日の食事で、カゼインは頻繁に体内に取り込まれているのです。
なのでこれらをまず「食べない」ことから始めます。

カゼインフリーを実践するにあたって最も簡単な方法は、食事を和食に変えることです。
ほとんどの乳製品は欧米から伝わった料理に含まれているので、和食に戻せば自然とカゼインフリーができます。

Mai
Mai

和食にすればグルテンフリーもできて一石二鳥です!

でも一気になくすと食事が嫌になってしまうので、少しづつ量を減らしていきましょう。

代替品を活用

食事を和食にするといっても、やっぱりケーキやクッキーなども楽しみたいですよね。
そんな時乳製品の代替品を使うと、以前のように洋食や洋菓子も楽しめます。

例えば、

  • 牛乳:豆乳、アーモンドミルク、ライスミルク、ココナッツミルクなど
  • バター:植物性油、アボカド
  • チーズ:酒粕、豆腐
  • 乳酸菌飲料:漬物、キムチ

などなど、レシピに乳製品が入っていたとしても他の物で代用ができるのです。
今は乳製品不使用のレシピはたくさん出回っているので、調べればすぐ見つかります。

Mai
Mai

私はよくパウンドケーキを焼きますが、乳製品を使わないで同じくらいおいしく作れていますよ!

シチューもルーを使わず豆乳で煮込み、最後にグルテンフリー粉でとろみをつければ作れます。
このように工夫次第で、いろいろな種類の料理を楽しむことができますよ。

乳製品不使用食品を使う

最近ではアレルギー体質のお子さんが増え、アレルギー除去食品をよく目にするようになりました。
代替品を使うのもいいけど、いろいろ考えずに単純に乳製品不使用食品を使うのもアリです。

Mai
Mai

不使用という表示があると安心ですよね。

私はイギリスでカゼインフリーの商品を買う時は「Vegan」の表示を参考にしています。
「Vegan」とは動物性食品や製品を使わないライフスタイルのことです。
そのVegan表示があると植物性食品なので、乳製品は入っていないことになります。

Mai
Mai

日本でも最近広まってきていますよね。

まだ日本のスーパーでは見られますが、iHerbなどの健康食品のサイトでは売っています。
ぜひ参考にしてみてください。

お腹の調子を良くするにはカゼインフリー

昔から乳製品はお腹の調子をよくするという神話があります。

でも実は毎日摂取することで、腸に炎症を与えている可能性もあるのです。

腸のトラブルは全身の不調につながります。

ぜひ便秘や下痢などのトラブルを抱えている方は、乳製品を控え、植物性の発酵食品から乳酸菌を取るようにしましょう。

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